探し物ゼロで安心! HSPさん・発達凸凹さん向け ゆるっと引っ越し準備マニュアル
引っ越しって、ただでさえ疲れるのに…… 「どこに何を入れたかわからない」 「急に環境が変わると落ち着かない」 「準備の順番が見えなくて手が止まる」 そんな風に感じやすいデコボコさん、繊細さんも多いはず。
このマニュアルは、そんなあなたのために作りました。 引っ越し当日も、引っ越し後も「まあまあ普通に暮らせる」を目指します!
このマニュアルで大事にしていること
・わかりやすい順番で進められること
・人に手伝ってもらいやすい仕組みにすること
・急に物を探さなくてもよくなること
・「すぐに使うもの」がすぐ出せること
【ステップ1】荷造りの基本ルールを決める

■部屋別に箱を分ける →中に入れるものと、その箱に対応する部屋を明確に(例:キッチン、リビング、寝室など)
■段ボールにはラベル+ガムテープの工夫 →白いガムテープ:すぐに使うものを入れた箱(※1箱だけ) →その他の箱は通常のガムテープでOK
■段ボールに書くこと
・部屋の名前(キッチン、リビング、ダイニング、寝室、子ども部屋①、子ども部屋②、玄関、トイレ、お風呂、洗面所)
・中身カテゴリ(例:文具・タオル・日用品)
・必要度(例:「すぐ使う」「あとでOK」)
【ステップ2】作業の進め方
- 思い出系や使っていないモノから荷造りスタート
- 使用頻度の低い部屋から順番に(例:納戸→本棚→クローゼット)
- 毎日1~2箱ずつでもOK!無理なく進める
【ステップ3】引っ越し当日に備える
■すぐに使うセット(白ガムテ箱) ・歯ブラシ、充電器、薬、着替え、書類、パソコンなど ・「すぐ使う箱」として白いガムテープで明確に!
■配置マップを作成 →新居の地図に部屋名と段ボールを置いてほしい場所を記入 →引っ越し業者さんに見せたり、入り口に貼っておく
【ステップ4】当日と翌日の過ごし方
・引っ越し当日は無理して料理しない!買ってきたものでOK
・調味料や冷蔵品は前日までに使い切り、最低限だけ残す
・トイレットペーパー、タオル、ゴミ袋だけは必須!
【ステップ5】2週間でゆるっと進めるスケジュール
■引っ越し15日前 ・まずは「見なくても詰められるモノ」からスタート(例:季節外の服・アルバム・使っていない食器) ・お気に入りの音楽や香りを流して、安心感をつくる
■10日前 ・現在使っていないエリア(例:納戸・本棚)のモノを部屋ごとに仕分けして箱詰め ・荷物の量に圧倒されるときは、1日15分だけと決めてもOK!
■7日前 ・引っ越し先で最初に必要なモノを「白ガムテ箱」としてまとめる(トイレットペーパー、充電器、スリッパなど) ・不安になりそうな人は「引っ越し当日持ち歩きリスト」を作ると安心
■3日前 ・冷蔵庫の中を整理して、食べきれる分だけ残す ・調味料は小分けにして漏れないように
■前日 ・お風呂セット、寝具、着替えなど当日の夜と翌朝に必要なものだけ残す ・地図と段ボール置き場所を玄関に貼る
■当日 ・引っ越し当日はなるべく声かけしなくてすむように、マップ&ラベルを見える場所に! ・まずは「白ガムテ箱」だけ開ける!全部開けなくても大丈夫!
さいごに
引っ越しは、”片付けのスキル”ではなく”仕組みのチカラ”で乗り切れます。 「私は混乱しやすい特性がある」と分かっているあなたは、 それだけで対策の一歩が進んでいる証拠です。
このマニュアルが、少しでもあなたの安心につながりますように。
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