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見えない凸凹を見える化で片付ける!!!

  
見えない凸凹
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見えない凸凹を見える化で片付ける!!!

〜感覚運動の視点で“できない”の背景に寄り添う〜

はじめに

最近読んだある本が、片付けサポートにも深く関わっているかも…と感じる内容でした。
ADHDやASD、自閉スペクトラム、HSPなど、発達特性をもつ子どもたちが紹介されていた本です。

中でも印象的だったのは、
「困っているのは本人だけじゃない」
という言葉。

見えない特性があると、周囲の大人もどう接していいか分からず、戸惑いがち。
だからこそ、まずは「見える化」してみることが大切だと感じました。

見えない「脳の凸凹」が、日常の「できない」に影響している?

たとえば…

  • 片付けが苦手
  • 忘れ物が多い
  • 空間のイメージができない
  • 毎日同じことで怒られてしまう

これらは単に「だらしなさ」「注意不足」と捉えられがちですが、実は、
脳の左右のバランスのズレや、感覚のアンバランスが影響しているケースもあります。

「困っていること」を見える化してみよう

まずは、お子さんや家族が日常で困っていることを、ジャッジせずに書き出してみることから始めます。

例:

  • ゴミを捨てられない
  • 出した物を元に戻せない
  • 机に向かっていられない
  • 忘れ物が多い
  • 一つのことに集中できない
  • 片付けの途中で意識が逸れる

行動そのものを責めるのではなく、「どんな力が足りていないのかな?」という視点に変えてみるのがコツです。

感覚運動の視点で“困りごと”を読み解く

見える化した困りごとを、感覚運動の視点から見直してみると、こんなふうに見えてきます。

● ゴミを捨てられない → 空間認知の弱さ

→ 「どこにゴミ箱があるか」「距離感」や「動作の段取り」がつかみにくい
対応例:ボール投げ、平均台、くぐる遊び など

● 出した物を戻せない → 視覚記憶の弱さ

→ どこにあったかを思い出す力が弱い
対応例:写真つきラベリング、絵合わせ・形合わせ遊び

● 意識がそれやすい → 前庭感覚や触覚の過敏さ・未発達

→ 姿勢保持が苦手で疲れやすい/周囲の音や刺激に反応しやすい
対応例:ブランコ、雑巾がけ、布団でぐるぐる巻きなど

● 忘れ物が多い → 聴覚処理・短期記憶の課題

→ 指示を記憶することが難しい
対応例:リズムに合わせた反復練習、ことば遊び

「困りごと」は改善の入り口

困っている=未発達な部分があるということ。
「感覚」と「運動」はすべての学びと行動の“土台”です。

片付けも感情も集中力も、
感覚運動の発達が整っていることで“やりやすく”なることが多くあります。

ご家庭でできる!ちょっとした感覚遊びアイデア

  • ビー玉落とし、スーパーボール拾い(指先感覚)
  • お布団ぐるぐる巻き(前庭覚・触覚)
  • タオル引っ張りっこ(筋肉・姿勢)
  • 色付きカードのマッチング(視覚認知)
  • トンネルくぐり・バランス遊び(空間認知・身体イメージ)

おわりに:感覚から見ると、接し方が変わる

「うちの子、片付けができないんです…」
そんな声を聞いたとき、私は今こう思います。

「もしかしたら、感覚や脳のバランスが整いきっていないだけかも?」

誰もが「快適」に生きたいと思っている。
見えない“凸凹”を、見えるようにしていくこと。
それが本人も家族も、片付けを通してラクになる第一歩になります。

こちらのブログでは

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ご紹介しております。

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