やる気が出ないのは”前頭葉”のせい?動きから整える片付け習慣
片付けられないのは、脳のせいかも⁉
こんにちは、心とおうちの片付けサポートまわるのまさこです🌿
今日は、私が日々の片付けサポートで感じていることから書いてみます。 それは、**「やる気が出ない子には“まず体を動かす”ことが大事」**ということ。
発達凸凹さん(発達障害やグレーゾーンの方)にとって、片付けは本当にハードルが高いことが多いです。 その中でも「やる気が起きない」「やらなきゃと思ってるのに動けない」という悩み、よく耳にします。
でも、これって“その子の気持ちが弱い”とか“怠けてる”わけじゃないんです。
脳の前の方「前頭葉」はやる気と行動に関係している
実は、「やる気が出ない」には脳の仕組みが関係しています。
私たちの脳の前の方にある**前頭葉(ぜんとうよう)には、いろいろな働きがありますが、特に大事なのがその中の前頭前野(ぜんとうぜんや)**という部分。

ここは、
- 計画を立てる
- 優先順位を考える
- 行動を始める・切り替える
- やる気を出す という、いわゆる「行動の司令塔」みたいな役割をしている場所なんです。
でも、この前頭前野は、いきなりスイッチが入るタイプではありません。
まずは「体を動かす」ことから
「やる気が出ない」とき、まず前頭前野を刺激するためには、前頭葉全体を使う体の動きが効果的。
たとえばこんな動き:
- 軽いジャンプや体操
- 手を叩いたり足踏みするリズム運動
- お掃除ダンス♪やラジオ体操
- 簡単なヨガやストレッチ
こういった「動き」には、前頭葉の**運動野(体を動かす指令を出す場所)や前運動野(動きの計画)**なども関係していて、血流が増えることで脳全体が元気になるんです。
そしてその結果、じわじわと「前頭前野」も活性化されて、 「よし、やってみようかな」 という気持ちが生まれやすくなります。
やる気は“体”から育てられる
やる気が出ない=その子のせいではない。 それは脳の働きのパターン。
だからこそ、 「まずは体を動かしてから片付け」 というステップを取り入れてみると、うまくいくことが多いです。
たとえば、
- 「片付けの前にジャンプ3回!」
- 「手拍子ゲームしてからスタート」
- 「掃除機を持って歩くだけでもOK」 など、**“やる気の前に動く”**ことを生活の中に取り入れていく。
これは大人にも子どもにも有効な方法です🌈
まとめ:片付け=心と体と脳のチームプレイ
片付けって、ただ「物をしまう」ことじゃなくて、
- 心(やる気・安心感)
- 体(動き)
- 脳(判断・切り替え) この3つが連携してこそうまくいくんですよね。
だから、「動けない子」を責めないで、 「どうしたら動きやすくなるか?」に目を向けてみてください。
わたし自身も、こういう視点で日々のサポートをしています。 もしよかったら、ぜひおうちでも試してみてくださいね🌿
こちらのブログでは
心とおうちのお片付けのヒントとなる情報や考え方を
ご紹介しております。
心が軽くなるとおうちもスッキリ軽くなり、
おうちがスッキリ片付いてくると、心もフワッと軽くなります。
おうちも心も軽くしていきましょうね。
LINE公式にてお問合せください
お問い合わせ、お申込みはLINE公式からも受付しております。
お気軽にご連絡ください。