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ASDさんに試してほしい『納得できる』クローゼットの片付け方

    
ASDさんに試してほしいクローゼット
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ASDさんに試してほしい『納得できる』クローゼットの片付け方

こんにちは。

HSP、発達凸凹専門の片付けアドバイザー

まさこです。

今日は、

ASDさんに試してほしい『納得できる』クローゼットの片付け方について。

質問です!

あなたは、

片付け書を読んでみたけれど、片付けられなかった経験はありますか?

『片付けなさい』と言われたことで、

やりたくなくなってしまったことはありませんか?

大事なものを捨てられてしまい、

片付けがイヤになってしまったということは?

ASDさんが片付けをするときに大事なことは『納得する』こと

自分で決めて動くことで

ようやく『片付けてみようかな』と思えるのではないでしょうか。

困りごとが解消されて、自分の意志で片付けられたら?

ちょっとやってみよう!!と思えるかもしれません。

誰かに言われてやることは、

苦手なはずです。

ご自身が納得できるやり方をみつけていきましょうね。

もしかしたら、いつもキレイな部屋でなくても良いのかもしれません。

キレイすぎる部屋は、落ち着かないという方がいてもいいですよね。

こちらのブログでは、納得して片付けるためのヒントをご紹介していきます。

取り入れてみたいと思っていただけたら幸いです。

片付けの困りごとは人によって違います

  • 洋服やクローゼットを片付けることに全く興味を持てない
  • 片づけたい気持ちはあるけれどこだわりが強く、そこだわり故に物が捨てられない
  • 新しいことへの苦手意識、納得できないことはやりたくない
  • ふだんの人間関係にクタクタ・・・気力がない

困りごとはどんなことですか?

あなたの困りごとを明確にしてみてくださいね。

ASDさんのクローゼットの困りごとと解消法

①感覚の過敏さ

ASDさんは、感覚が過敏であることがあります。

視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚、五感のなかでも

視覚と触覚の過敏さが、クローゼットの片付けに対する困りごととして現れることがあります。

クローゼットの中にある、衣服やアクセサリーなどの素材や色合いによって、

違和感や不快感を覚えることはありますか?

苦手な素材がありますか?

強い色が多すぎませんか?

落ち着く場所はどんな場所でしょう?

その場所を思い出して、クローゼットも自分の好みに寄せていきましょう。

モヤモヤやイライラが解消されるかもしれません。

モノが見えることで落ち着かないときは、好みの色のカーテンやブラインドを設置してみることもオススメします。

また、触覚過敏も持ち合わせている方も多いです。

ジーンズがダメ。

冬でも半袖。

セーターやナイロンなどの刺激がある洋服が着られない。

靴は、気にいるモノがほとんどない。

という方もおられます。

ご家族は、いつか着られるかも!という想いで残されているお洋服。

ご本人にとっては、苦手なものを毎日見続ける状態になってしまっていることも考えられます。

見えない場所へ移動してあげる。ご自身で移動してみる!ことで気持ちがラクになるかもしれません。潔く手放してしまうことも心の状態には、良いかもしれません。

②こだわりの強さ

ASDさんは、柔軟に考えることが苦手である場合があります。

そのため、クローゼットの中の衣服やアクセサリーなどを適切にカテゴリー分けすることや、

整理する順番を変えることが難しいことがあるのです。

こだわられていることは何ですか?それを書き出してみてくださいね。

そこから外れたやり方は向いていません。

一般的な片付け方と違ったとしても、ご自身が納得いく形をみつけてみましょう。

どんな部屋が理想ですか?

③振り分けの困難さ

物を整理したり、グループに分けたりすることが苦手な場合があります。

そのため、クローゼットの中にあるアイテムを適切にカテゴリー分けすることが難しい場合があるのです。

対処法を参考に、試してみてくださいね。

●整理整頓のルールをつくる

片付ける前に、どのように振り分けるか決めておきます。

《期間で分ける》

1週間以内に着た服、

1か月以内に着た服、

1年以内に着た服、

1年以上着ていない服

《アイテムで分ける》

Tシャツ

パンツ

上着

下着

《人別で分ける》

お父さん

お母さん

お兄ちゃん

など。分けるための言葉を決めて、今ある洋服やアクセサリーなどを分けてみてください。

最初は、手放すことを考えなくても大丈夫。

まず分けてみることで、どのぐらいの量をもっているか把握できます。

量を把握することは、ルールを作ることに重要です。

明確な指針をもつことで混乱を減らすことができます。

《使用頻度と感情をかけあわせた分け方》もお試しください。

分類があることでサクサクと手を動かすことができます

④どこに置いたか分からなくなってしまう

ASDさんの中には、視覚情報に優れている方がおられます。

その場合は、ラベルや色分けが有効です。

すぐになくなってしまうモノへは、目安になるものをつけることをおススメします。

⑤モノを減らせない

モノを捨てることが苦手なASDさんは多いです。

捨てることを考えず、何を残したいかを

考えてみてください。

ある程度残すものが決まり、スペースに物が収まらない場合は、

捨てるという言葉を自分の心を軽くするために手放すにかえてみましょう。

捨てるとは、いらない、価値がないものをとして投げ出す。

手放すは、持っているものを自分の手元から離す。

捨てることへ罪悪感を持たれていたら、「手放す」に変えてみてくださいね。

納得できたら手放す基準を決めてみましょう。

2年間使っていなかったら手放すのような

明確なルール決めがオススメです。

⑥ひとりで片付けられない

何から始めていいのかわからない。

どこに何を片付けたらいいのか分からない。

という場合は、片づけが得意でなおかつ特性を理解してくれる方と一緒に片付けましょう。片付けができないのではなく、やり方が違っているだけ。できる方の方法を習得してしまうことが早道です。

規則が整い、それが習慣化できるとやらないと気持ちが悪くなるのもASDさんの特徴。

片付けやすいシステムを作ってもらってしまいましょう。

⑦過集中スイッチが入ってしまう

過集中があるASDさんは、タイマーを使って短い時間で取り組むことも試してみてください。

一気に3時間、または1日中・・・気づいたら

どこもグチャグチャになっていた・・・ということが防げます。

短く!短く!を意識してみてくださいね。

時間管理のサポートもお任せできる人がいればお願いしてみてください。

⑧日常生活でクタクタ・・・

過敏で変化が苦手なASDさんは、ストレスをため込みやすいかもしれません。

心や体がしんどいときは、無理をしないで休むことが大事。どうしても片付けなければいけないときは、専門家を頼ってみましょう。

⑨まとめ

以上が、ASDさんがクローゼットを片付けるやり方の一例です。ただし、作業自体がストレスになってしまう場合は、家族や支援者と一緒に取り組むことや、専門家に相談することも検討してくださいね。

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