HSPさんへ『他人の評価が気になるときの対処法』
HSP、発達凸凹専門片付けアドバイザーの
まさこです。
自分がどう見られているか気になって
心が落ち着かない・・・
話の途中で、いきなり不機嫌な態度。
何かしちゃったか心配・・・
あなたってこういうところあるよねと決めつけられて
モヤモヤする・・・
そんなことはありませんか？
人間には、元々、他人の評価を気にしてしまう心理があります。
だから、当たり前のことと受け止めてサラッと流せたらいいのですが、
HSPさんの場合は、その感じ方が
もっと複雑に絡みあってしまい苦しいのかもしれません。
自分をよく見せたい。
受け入れてほしい。
負けたくない。
だけではなく、
根深く続く自己否定。
理由が分からない不安感。
そんなことが頻繁に起きる間に、自分の感情を鈍らせ、
何に対するモヤモヤなのか、
何に対する苦しみ、悲しみなのか、
感じさせなくしてしまうのかもしれません。
本当に苦しい理由は、
自分がイヤな人間になってしまうことではないですか？
相手をイヤな人だと思うこと、
自分がしたことで相手を不快にさせることなのではないでしょうか？
物事を敏感に察知して、心の奥を読みとってしまうから
それを察したときに、とてつもなくモヤモヤしたり
苦しくなってしまうのです。
でも大丈夫！
他人の評価は横へ置いておいて、自分のままでいいんだ。
と考えられる対処法があります。
そんな心の持ち方をご紹介していきますね。
他人の評価が気になる心理と対処方
①脳の仕組みを知る
まずは、他人が気になることは当たり前だと考えてみましょう。
あなたが悪いわけではなく、脳が勝手に作り出しているもの。
人は、自分が持っている情報で概念を構造化していきます。
たとえば、
のどが渇いた、透明、味がない飲み物。
そこから連想するものは？
何が思い浮かびますか？
『お水』だったのではないでしょうか。
冷たい、泳ぐ、浮かぶ
はどうでしょう？
プールや海、川などを想像しませんでしたか？
人は、今までに体験したことを五感で思い出し、
想像をます。
そして、これは、
人の印象を決めるときも同じなのです。
小さなころに、身体も声も大きくて、色が黒い先生に怒られたとします。
同じような話し方。同じような声。同じような見た目だった場合、
始めて会った人なのに、
怒られそうという恐怖がわいてしまった経験はありませんか？
けれど付き合ってみると！優しかった。
みたいな勘違いに気づくことってありますよね。
ということは、他人からみたあなたも
過去の情報から勝手な評価を下されている
場合があるということが考えられます。
それを踏まえて！
②なんだか嫌われている感じがする？
と感じた場合についても考えてみましょう。
HSPさんは、『嫌われているかも！』と感じることは、よくありますよね。
自分のせいで不快にさせてしまったかも。
わたしが気持ちを汲めなかったから、怒らせてしまったかも。
と心配になったことはありませんか？
相手の心の奥を勝手に、
深く深く読み取っている可能性があります。
たとえば、話しているときに相手の表情が曇ったら！
それは、相手が過去のイヤな記憶を思い出して不快になっている
からなのかもしれません。
共感してほしかったのに、急に不機嫌になって、
自分の意見をおしつけてきた！
なんて場合は、
相手の弱い部分に触れてしまい、相手はそれを無意識に隠そうとして
強さを出している。
と考えることができます。
あなたの行動に理由があるわけではなく、
相手が過去の情報から態度や行動に変化を起こしている可能性も考えられるのです。
相手は、ご自身では気づいておられないかもしれません。
そっと感情に蓋をされる場合もあると思います。
しかし、そんな些細な相手の感情のオン、オフも感じてしまうのがHSPさんなのです。
③その人は大事な人ですか？
モヤモヤする、不安になる相手は、あなたにとって大事な人ですか？
大事な人なら、思い切って話してみましょう。
まっすぐに話すことは、他人から自分を理解してもらうチャンスです。
④その人はあなたを大事にしてくれますか？
自分の感情ばかりを押し付けてくる人ではないですか？
コントロールしようとしてあなたの感情をザワザワさせている場合は、
距離をとることをおススメしたいです。
または、イヤなことはしっかりと伝えてみましょう。
この人なら我がままな態度で接しても大丈夫と思われているかもしれません。
もっとシンプルに指針を作ってみることもできます。
『なんだかモヤモヤする』
『なんだか怖い』
と感じた場合は、あなたとは、合わない相手。
とハッキリ線引きをしてしまうのです。
なぜならHSPさんの直観は、案外当たっているからです。
無理をして一緒にいても、また同じ想いを味わうことになります。
直観を信じる。感情に意識を向ける。
一般的な基準ではなく、心に素直になる練習はオススメです。
ほっておいたら、自分より、周りの想いを優先してしまいます。
⑤他人と自分は違うことがあたりまえ
大前提として、他人と自分は違うことがあたりまえという心持ちがあると、
小さなことでの揺れは少なくなります。
ただし、大事なことでの価値観のずれは、
見逃さないでくださいね。
コントロールできないほど
感情が掻き立てられる場合は要チェック！！
自分の大切な価値観に気づき、
ラクになれる良いチャンスと考えて、自分のあり方と相手との距離を見なおす
良い機会になると
考えてみるのはどうでしょうか？
⑥まとめ
他人の評価を気にしてしまうのは当たり前。
気にしちゃっていいのです。
気にする自分を無理に隠そうとするのではなく、いったん受け止めてみてくださいね。
どんな感情もOKにしていくことで、心のザワザワは減っていきます。
それは、すべての自分へ許可がだせるようになるからです。
泣きじゃくる小さなこどもへ
「大丈夫だよ」
と落ち着くまで抱きしめてあげてみてください。
今までより笑顔になって、元気を取り戻します。
ほんとは、そんな時間が思い切り必要だったはず。
小さな自分だと思って、他人の評価を気にしちゃう自分を抱きしめてあげてくださいね。
そして、自分の感情へ意識を向けていきましょう。
どんな風に生きたいですか？
大事な価値観や大事な関係がみつかりますように。
こちらのブログでは、心とおうちのお片付けについて
ご紹介しております。
心が軽くなるとおうちもスッキリ軽くなり、
おうちがスッキリ片付いてくると、心もフワッと軽くなります。
おうちも心も軽くしていきましょうね。
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